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個人向け住宅ローンの金利ルール変更 投機的取引政策抑制

中国人民銀行中央銀行)は825公告で、今後新た提供される個人向け住宅ローン商品金利設定方法調整することを明らかにした。これにより、個人向け住宅ローンの金利設定基準は、貸出基準金利から最優遇貸出金利(プライムレート、LPR)に変更される。

具体的には、2019108以降新た提供される個人向け住宅ローン商品金利は、過去1カ月同じ償還期間最優遇貸出金利基づいて設定される。中央銀行今回公告には、居住目的ではない投機目的住宅取引抑制する方針明確示す狙いがある。このほか、今後新た個人向け住宅ローンの借り入れ申請する場合銀行との協議により定期的金利見直しサイクルを設定することができ、見直しサイクルは最短1年となる。

個人向け住宅ローンの金利ルール変更 投機的取引を政策で抑制
解説

中国政府近年住宅投機的取引抑える政策打ち出し経済リスクの抑制図っている。今回のルール調整は、個人向け住宅ローン貸出金利設定基準変更で、金利設定基準市場メカニズムを導入することで、市場過度盛り上がり、または冷え込みによる市場へのショックを抑える狙いがある。新政策実施により、新規個人向け住宅ローンの貸出金利概ね安定するか、または小幅上昇するとみられるが、住宅取得者への影響限定的になりそうだ。

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中国商業新聞