4月中旬、中国江蘇省政府当局は、一部未成年者のゲーム中毒、ライブや巨額の投げ銭などの問題をめぐり、ユーザー数が多く消費者からの苦情が多いスマホゲームおよびライブプラットフォームアプリに対して実体験的な調査を実施した。抖音(海外版はTIK TOK)、ビリビリ動画(BILIBILI)、快手(KUAISHOU)、虎牙(HUYA)など18の人気アプリが調査対象となった。
同調査報告は、実名認証が強制されていない、ライブの投げ銭による勧誘疑惑、課金により直接サードパーティーのプラットフォームにジャンプする、返金フローが複雑であるなど4項目を調査対象として実施。実施結果はいずれのプラットフォームにも存在する問題だとしている。抖音、ビリビリ動画、虎牙など7つのライブプラットフォームで青少年モードが形骸化しており、いずれもパスワード入力でアプリの使用時間を延長でき、未成年者はアカウント登録が出来ない状況下においても課金して投げ銭を行うことができるようになっていた。